入門
国際政治において、最も明確
な言葉やアイディアでもの定義がはっきりしない事が多い。例えば、「平和主義」。暴力に反し、戦争などに参加しないという意味ではないだろうか。しかし、自分では参加しなくても、戦争に参加している他の国に間接的に支える事が平和主義だと言えるだろうか。「平和主義」の国は、軍隊から国民をなくしめるのを予防したいのではないであろうか。が、同盟国の国民をなくしめる軍隊が国内にあるのを許したら、その時でも、自分が平和主義の国だと呼んでも良いのだろうか。どこまでが平和主義だと言えるだろうか。その質問に答えるのは事実上不可能なほど複雑だと言える。だが、実は、答えられないからこそ、簡単な問題より面白いかも知れない。
これはただ理論的な話ではない。実は、日本とアメリカの戦後関係の中には在日米軍基地という矛盾に基づいているのではないだろうかと思う。もっと詳しく考えよう。
第二次世界大戦の終わりから、米国軍隊は日本に軍隊基地を持っている。終戦直後、在日米軍基地は米国による占領(1945年から1952年まで{沖縄は1972年まで})と深くかかわりを持っている。時がたつにつれ、日本での基地はソ連に対する冷戦の為のツールになっていた。しかし、近代、占領が終わっても、ソ連が敗れて消え去っても、何万人のアメリカ人の軍人や海兵が日本にいる。本当に必要かという質問がよく問われているようである。その上、平和主義をよく守る日本に米軍基地があるという事はとても不便なだけではなく、社会的安定に悪いと言う意見がよく言われる。
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